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日本と英国を行き来する2人のバイリンガルキッズの母。ロンドンで生まれた子供たちを連れて日本へ。横浜で英語で創作絵本を作るキッズ・クリエイティブ・ライティングの教室を開き、英語の絵本の出版。小学校で不登校になった息子を連れて、またまた英国へ。イギリスの自然と息子のテニス・トーナメントの応援と野菜作りを楽しむ日々を過ごしていましたが、社会人学生として大学に入学。

2013年10月21日月曜日

イギリスの小中学生 睡眠時間


睡眠がもたらす効果

最近、睡眠のもたらす効果についてのメディアでの掲載(media exposure) が、よく目につきます。

この間も、英国の国営テレビBBCで『睡眠は、楽に頭のよくなる方法』という内容のテレビ番組を放送していました。
『1時間でも睡眠を長くすると、それだけで、テストの点数も上がり、癌やうつ病などいろな病気になる可能性が少なくなる。』
こんな素晴らしいことがあるのかぁ。これは、みんなに教えなきゃ。

イギリスと日本の子供たち 睡眠時間

長女が、イギリスの中学校で、10年生(日本の中学3年から高校1年)となり、GCSEの受験コースが始まりました。受験生となると、毎日の健康管理に親も気をつけないといけません。

GCSEは、義務教育修了試験ということなので、一斉ペーパーテストは、2年後の11年生の最終学期のあるサマータームになりますが、課目によっては、内部審査(学校の授業で行われる作業や宿題の点数)がこの全国試験の結果に反映されるので、実際、受験は、10年生になった9月から始まるようなものです。

ついつい勉強時間が延びて、睡眠時間も減ります。15歳のわが家の娘の消灯時間は、10時。お友達の家も似たようなもので、消灯時間に一斉にインターネットのモデムを消すそうです。モデムのスイッチを消すだけでなく、子供が夜中に起きて使わないように、モデムを外して、親の寝室にもっていくという話しも。

消灯時間が早いならと、娘のお友達は、夜は早く寝て、朝5時に起きて、インターネットで動画を見たりしているという強者もいます。早寝早起きにこしたことはないのですが。

夜遅くまで勉強するなら、1時間早く寝たほうが、翌日のテストの点数が良くなる。人間の脳はまだまだ未知の世界ですね。

この話を7年生(中学1年)になる息子にしたら、「僕のクラスの友達で、消灯時間が、8時と言う子が結構いるよ。」

日本の小学校では、6年生になると、消灯時間が10時と言う子も多かったので、実際、日本の小学生は何時間寝ているのかしら。。。

厚生労働省のホームページを見ると、平成16年の調査で、小学5.6年生の消灯時間は、10時でした。

子供たちの睡眠習慣 厚生労働省 e-ヘルスネットより
厚生労働省e-ヘルスネットより 『夜型で寝不足を招く子どもたちの睡眠習慣』
イギリスに来て感じるのは、日本では、大人も子供も忙しいんですね。

参考:
Sleep 'cleans' the brain of toxins (BBC news 10月17日)
http://www.bbc.co.uk/news/health-24567412
厚生労働省 e-ヘルスネット 『学童期の子供たちの睡眠習慣の問題』



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