自分に合う英語の勉強法を探す。
語学の勉強方法というのは、それぞれに合った方法があると思いますが、
私は、いかに楽(らく)に楽しくが、語学が上達するコツなのではないかなと思います。
楽しいのは大切ですが、「らくに」というのは、もっと大切です。
英語の勉強法ということを考えるといつも思い出すのが、ロンドンの英語学校で知り合った日本人の友達の話です。
英語学校のLow Intermediate(中級)のクラスにいて、まだ当時10代だったその友達の家に遊びに行った時のことです。
彼女は、日本では「ぴあ」のような週刊情報誌で、イギリスで広く読まれている“Time Out(タイム アウト)”という雑誌を使って、勉強していました。
この“Time Out(タイム アウト)”は、普段、テレビ番組のチェックとかするの為に買っている身近にあった雑誌なのでで利用したのでしょう。
その雑誌のそれも最初のページのEditorial(編集者のコロム)の部分を必死に読んで勉強していました。
知らない単語を、赤いマーカーでハイライトにして、片っぱしから辞書で調べていました。
「知らない単語が多すぎて。もう、ダメ。」としょげてる彼女のそばに置いてあった雑誌のページは、真っ赤でした。
それは、そうでしょう。
彼女の問題は、選んだ教材が、あまりにも高度だったことです。
だいたいTime Out(タイム アウト)という雑誌は、アートやカルチャーのリビュー(Review)を専門にしている雑誌で、とくにEditorial(編集者の)コロムは、いろんなidiom(慣用語句)は、もちろんmetaphor(比喩)などイギリス広くいえばヨーロッパの歴史や文化をもじった言葉がいっぱい出てくるわけです。
ロンドン子必読 タイム・アウト ロンドン |
辞書で調べたって、英語学校の中級レベルの彼女には、全体の文章の意味がわかるのは難しいでしょう。
文化の違う国で育った日本人には、イギリスの文化をよく知っていなければ、よくわからないわけです。
私は、「自分の気に入った絵の絵本を買ってきて、イギリスの小中学生が使う英英辞典でわからない単語を調べたら。」とアドバイスしました。
語学は、勉強を始めたら終わりはないと思っています。
らくに長く続けられるということは大切なのではないかと思います。
ちなみに今の私の英語の楽しみ方は、ハリーポッターの本。
すごく楽しくてらくな勉強方法のせいか、全7巻もう3回は読んでいるでしょう。
毎回いろんな発見をさせてもらえます。
世界中で発行されているタイム・アウト |
書く文章の80%以上が英語という生活をしていますが、まだまだ勉強は足りなく、大きな壁を登っていますが、でも、登り始めた頃よりは傾斜が楽になったような気がするのが、唯一の救いでしょう。
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